原発再稼動 2012 1 9

 2012年1月9日の日本経済新聞のWeb版には、
「31年ぶり貿易赤字転落。円高・燃料費増加で」とあります。
 その原因は、「歴史的な円高で輸出が伸びなかった一方で、
東日本大震災後の原子力発電所の停止で、
火力発電に使う液化天然ガス(LNG)の輸入が膨らんだためだ」としています。
「原子力発電所の稼働率が震災前より低いままなら、
代替の火力発電用の燃料輸入がかさむ」としています。
 日本が輸入する天然ガスの価格は、
世界的に見て、価格が高すぎると言われていますが、
このような価格は、長期契約が多く、
価格交渉は、なかなか簡単に進まないと思います。
 そうなると、早急に原子力発電所の再稼動が必要でしょう。
何事も、長期と短期の視点が必要です。
長期的には、自然エネルギーなどの代替エネルギーの開発が必要であり、
短期的には、原子力発電所の再稼動が必要です。
 もちろん、貿易赤字になっても、
今のところ、海外からの利子や配当という収入がありますので、
何とかなりますが、このような投資は、将来、どうなるかわかりません。
(ギリシャから始まった「火事」が消えるどころか、
今や欧州の大国まで飛び火しています。
対応を誤れば、欧州全体が焼け落ちるでしょう)
 そもそも、投資事業だけで食べていくと考えるのは、
日本人に似合わない考え方でしょう。



























































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